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平成15年10月26日に開催された【澄音会大正琴コンサート2003】第20回大正琴演奏会は大盛況の記念演奏会となりました!今回はオープニングからフィナーレまで賑やかにお祭りムードで盛り上がり、澄音会20年の歩みを感じさせる磨きのかかった演奏に会場からは盛大な拍手と、時にはため息が洩れるような、緊張感に包まれた演奏に聴き惚れる「澄音ファン」も大勢いたようです。長丁場にも関わらず、最後までご来場頂いた皆様、誠にありがとうございました。
まずオープニングは出演者全員で舞台をうめ尽くす迫力ある演奏を披露。出演者が8才から87才までという年齢層の広さが特徴の澄音会は世代を越えて、のびのびとした楽しい演奏を聴かせてくれました。
続いては可愛らしいキッズ教室の子供達、毎年ちびっこ達の成長が楽しみで・・という方もいらっしゃるくらい、会場中のハートを掴んでしまう子供達、ハラハラしながら見守る雰囲気をよそに、堂々とした落ち着いた演奏を披露、チョコンとお辞儀する姿には目尻を下げるお客様も多かったようです。
そして各教室の皆さんによるキレのある演奏は、長年のキャリアがものいう個人プレイよりも連携プレイによる音色のキャッチボール。それぞれに深く優しい音色をつくり出し、響きある大正琴の演奏を聴かせてくれました。
後半からはコンサート形式に。今回は南国をテーマに大正琴&ギター&ヴォーカルによるスペシャルライブを披露。大正琴と様々な楽器とのコラボレーションに取組む澄音会らしいライブへ展開。また今回もゲスト出演をしてくれた二胡演奏者の熊沢幸一氏に加えモンゴルの民族楽器・馬頭琴演奏に木田まりさんも特別参加。二胡と馬頭琴による異色のセッションは会場に華を添えてくれました。
いよいよ見せ場、会主による大正琴と二胡による演奏は癒しの空気すら漂わせる、しっとりとした、あたたかな演奏でした。更に、最も難しいといわれる早弾き奏法を駆使して「じょんがら」を披露。これには会場からため息も洩れていました!
そしてフィナーレは「尾張宗春音頭」を大正琴&二胡&和太鼓&唄&踊りという、前代未聞のコラボレーション!花火を上げた様な賑やかさで出演者、会場が一体となって幕を閉じました!
今回の【澄音会大正琴コンサート2003】第20回記念大正琴演奏会は、あくまでも通過点。これを1として、更に精進していきたいという、会主の言葉が印象的でした。出演者の皆さん、ご協力頂いたスタッフの皆さんも大変お疲れさまでした。
これからも大正琴澄音会をよろしくお願い致します!





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