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2006/2/11 『あの頃私は若かった!』
名古屋市内の老人保健施設にて今年2回目となる慰問演奏会を行いました。
まず施設を入って壁一面『あの頃、私は若かった』と題して、花嫁姿の写真やスキーを楽しんでいる若かりし頃の写真の数々、みなさんの想い出の写真が貼られているのが目に留まりました。そんなおじいちゃん、おばあちゃんたちにお会いできるのがとても楽しみです。きょうは祝日と重なり、近くのデイサービスへ通う方々も演奏会を見に来てくださいました。
晴天にも恵まれ春を感じる陽気の中、エントランスには続々とみなさんが集まってこられました。でも大半の方が車いす、ご自分で足を運ぶのは難しそうでした。私たちも予定より早く準備をすませ、車いすを押してお手伝い。「今日は大正琴を演奏して下さるの?」と手を握って喜んでくださったおばあちゃん、「大正琴、小さい子も弾くの?・・そりゃ楽しみだわ」とおじいちゃん。演奏前にみなさんとふれあう貴重な時間を持つことができました。
さて全員がエントランスへ揃ったところで、いよいよ演奏会。まずは将軍様のテーマ曲からスタート!
懐かしい音色に会場から笑みがこぼれます。演奏中も「私も昔、小学校の時やっとったよ〜」「懐かしいよ〜懐かしいよ〜」とお声を掛けてくださったり、曲に合わせて歌を歌って楽しんで頂きました。また、大正元年生まれ大正琴と同じ年!というハイカラな面影が残るおばあちゃんは「やっぱり良い音色だね」としみじみ・・・大正琴と歩んできた歴史を想い出されたのでしょうか・・それとも影を慕いてを聴いて思い浮かべる方がいらしゃったのでしょうか、感慨深げでした。
そしてプログラムの最後は水戸黄門様のテーマ曲。やはりこの曲は手拍子と歌で盛り上がりました。
それでも歌い足らない!?みなさんだったのでしょうか・・アンコールの「赤い靴」はみなさんで大合唱となりました!
私たちもみなさんと一緒に楽しい時間を過ごさせて頂きました。
演奏終了後は花束まで頂いて私たちもとても感激いたしました。
また事前に看板や曲目プログラムのめくりまでご準備いただき施設スタッフの方々にはご協力感謝いたします。
どうぞ、みなさんもあの頃のように・・・いつまでもお元気でお過ごしくださいね。
ありがとうございました。ぜひまた演奏に伺いたいと思います。
●出演者から皆さんへのメッセージ♪

慰問演奏で伺った時に、皆さんが「良い音色だね」「懐かしいね」と楽しそうにお声を掛けて頂 けることが嬉しいです。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですがお体に気を付けて元気で頑張ってください。ありがとうございました。

私は大正琴が大好きです!聴いていただいてありがとうございます。
おじいちゃんやおばあちゃんも元気で頑張ってください。

こういう機会を持てて嬉しいです。皆さんと一緒に楽しませて頂きました。

私の母も今年米寿を迎えております。でも2度の骨折で足が不自由なんですが、いつも接している母と重なってしまいます。皆さんとお会いできたことを感謝致します。

たくさんの方に大正琴の演奏を聴いて頂けて嬉しいです。また機会があればよろしくお願いします。

たくさんの父と母に会えたようで嬉しいです!応援ありがとうございました。


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