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夏休みも終盤を迎えた8月24日・日曜日。朝方まで続いていた土砂降りの雨も、午後から晴れ間がのぞくお天気に回復!!お天道様も見方をしてくれたみたいです・・・
夏休み恒例となりました”ノリタケの森・SUMINE大正琴コンサート”も今年でナント6回目となりました!

「年に1回のノリタケの森ライブを毎年楽しみにしているのよ〜」というSUMINEファンの方もいらっしゃって・・・お顔馴染みのお客様や「今回このコンサートを見に来たのよ!」とわざわざ遠方からお越し頂いたお客様もいらっしゃいました。
嬉しい限りです。私たち出演者もとても楽しみにしていたノリタケの森ステージです!

名古屋駅から歩いて5分!古い煉瓦作りの建物、巨大煙突、小川のせせらぎ、緑に囲まれ聞こえてくる鳥のさえずり・・・
まるで都会のオアシスのような憩いの森「ノリタケの森」は名古屋の観光バスが巡る観光名所にもなっています。
さて、今回のSUMINE大正琴コンサートは「大正琴でつづる!江戸から平成までの癒しのしらべ」と題して、江戸時代から伝わる古典的な邦楽曲や明治・大正・昭和・平成を代表する流行歌などを大正琴と二胡の生の音色にのせてお楽しみ頂きました。

1ステージの1曲目は江戸時代から伝わる華やかな「元禄花見踊り」という邦楽曲からスタート!!歌舞伎でもお馴染みの曲ですが繊細な音色を大正琴の生演奏でドラマチックに表現してみました。

続いては、明治から大正時代を代表する流行歌をメドレーでお届けしました。
センチメンタルな歌詞が当時カフェに通う、モボやモガたちの間で大流行したといわれる”籠の鳥”、そして大正浪漫を代表する画家・竹久夢二が作詩したといわれる”宵待草”、更に大正歌謡界の大スター・松井須磨子の大ヒット曲”カチューシャの唄”などの大正歌謡の名曲で会場はノスタルジックな雰囲気に包まれました。
江戸から明治そして大正と年代を追って、時代時代を映し出す音色をお楽しみ頂きながら、今回はスライドを使って大正琴誕生秘話や大正琴のしくみなどについてもご紹介しながらワークショップ体験をして頂きました。

スライドをご覧頂いた後、会場の皆さんには簡単なクイズを出題・・・「大正琴はいつ頃誕生したのか?」「大正琴を作るヒントになったモノは?」するとあちらこちらから〜「大正元年」「タイプライター」と正解者の声!みなさんにも大正琴の予備知識を付けて頂けたようでしたね。
そのせいでしょうか・・実際に触れて頂けるように入り口に置かれた大正琴を興味深く触っていくお客様も多かったようです!

更に時代は昭和へと移り、昭和歌謡の代表といわれる古賀政男メロディから「影を慕いて」そして、昭和を代表する歌姫・美空ひばり最後の名曲「川の流れのように」をお届けしました。大正琴の哀調おびた音色にのる美しいメロディが響き、一曲終わるごとに大きな拍手が送られ胸があつくなりました。
続いて2ステージでは、平成のヒット曲とご当地ソングを交えてお届けしました。
「前のステージから年代を追って繋がっていくので聞き逃せないと思ってね、また見に来ましたよ!」というお客様やキッズの演奏が楽しみで・・という方もお越し頂き、2ステージの客席も満員のお客様に迎えられ感激です。

そして中盤で登場したのが、今年も「全国子供大正琴コンクール」にて優秀賞を2年連続受賞した”澄音キッズ”による受賞曲演奏!コンクールでの緊張感再び・・・邦楽「越後獅子」を披露しました。
歌舞伎踊りの長唄で獅子舞をイメージした邦楽曲は、変化に飛び奏法も難しい曲ですが、ここでも息ぴったりにダイナミックな演奏を熱演した3人組に大きな拍手が送られました。
キッズの成長をいつも温かく見守って応援してくださるファンの方の声援が嬉しかったです!

そしてステージ最後の曲は、ご当地ソング”西区よいとこ音頭”を披露しました。
ノリタケの創立とほぼ同時期に名古屋市西区制も100周年を迎え、それを記念して作られた曲です。音頭の軽快なリズムにのって、唄あり、手拍子あり・・・会場は最後まで賑やかに盛り上がりました!!ありがとうございます。

すると、「アンコ〜ル!アンコ〜ル!」の声。。。
こんなこともあろうかと・・・控えていた平成のあの名曲”千の風になって”をリクエストにお応えして披露♪
さらに会場には大正琴と歌声が広がり、気がつけば、、、時間をオーバーするほどの盛り上がりでした!!
爽やかな「ノリタケの森」からお届けした、SUMINE大正琴コンサート!お客様との距離も近く、他にはない親近感が沸くアットホームな雰囲気のステージで、いつも出演者も楽しくライブをさせて頂いています。
今回は、年代を追いながら名曲の数々をお届けしましたが、皆さんの心に大正琴の音色が心地よく響いていたら幸いです・・・ぜひまた来年、お会いできることを楽しみにしています。

残暑の中、また遠方よりご来場頂きました皆さま、ありがとうございました。
出演者の皆さん、ご協力頂いた皆さん、お疲れさまでした!
>> 中日新聞なごや西ホームニュースに掲載されました!

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