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2009/10/25 澄音会大正琴コンサート2009 【第26回大正琴演奏発表会】 
2009年10月25日(日)名古屋市西文化小劇場にて【澄音会大正琴コンサート2009】
第26回演奏発表会が盛大に開催されました。
秋晴れの爽やかな日曜日、会場には大勢の皆様に迎えられての開幕です。

今年の澄音会大正琴コンサートは、名古屋開府400年祭パートナーシップ事業としても開催されました。大正琴は名古屋で誕生してから間もなく100年を迎えようとしており、澄音会では、その伝統ある大正琴の音色で名古屋開府400年祭も盛り上げていこうと応援をしています。

さて澄音会大正琴コンサートは小学生からシニア世代まで、世代を越えて大正琴を楽しむ仲間が一年に一度この舞台で共演することを楽しみにお稽古を重ねてきました。
前半では各教室の一年の成果を大正琴の生の音色にのせて演奏披露!そして後半からは大正琴に二胡や和太鼓などのコラボレーションなど多才なライブステージをお楽しみ頂きました。

まずオープニングは、新内三味線を大正琴でアレンジした”明治一代女の唄”で大正琴が誕生した時代背景を思わす粋なオープニングの幕開けで飾りました。
続いては、今回初舞台を迎える名古屋教室のおふたりを昨年初舞台を経験された方の応援も加わってステージを盛り上げました!
初めての舞台は「いつも通りに弾けるように頑張ります」というおふたり。一生に一度となる初舞台を終え「間違えたけど楽しく弾けました」「緊張して手が震えてしまい逆にトレモロが上手くできた気がします(笑)」と緊張感も伝わってきた演奏に会場からも温かい拍手が送られていました。
そしてプログラムは、各教室ごとに一年の成果を演奏披露へ。

キッズ教室の子供たちは小学生から高校生までがまるで階段のように順番に舞台に並び、お揃いのブルーの帽子姿には「可愛い〜」の声援があがっていました。
年々成長していく子供たちの姿を見るのが楽しみで・・・と欠かさずご来場頂いているファンの方にも見守られながらの演奏披露。地元球団の応援歌も披露しましたよ。

各教室ごとに合同練習を何度も重ねて迎えた演奏発表会。
それぞれが古賀政男メロディや往年のヒット曲や懐かしのナンバーを大正琴の音色にのせてお届け致しました。会場内に響きわたる音色と一緒に思わず唄を口ずさむ方もありました。
また、同世代の方々が頑張って楽しそうに演奏されている姿を見ているとすごく励まされる!パワーをもらえる!というお客様も多いようです。
日々積み重ねてきた成果が繁栄されるグレードの高い演奏に会場からも大きな拍手が送られていました。
そして前半最後のステージはスペシャルライブ。
今回はキッズを中心とした初のメンバー編成とヴォーカルと二胡奏者の熊澤幸一さんとのコラボレーションステージ!
今までにない早いテンポの”えいさ”に挑戦!大正琴の音色を包み込むような二胡の響きと余韻。お互いの聴かせどころが絡み合いステージを際立たせました。またえいさー風の鮮やかな衣装にも注目が集まりました。

休憩の時間を利用して恒例となった今年一年の澄音会の活動をスライドショーでご紹介!
各地域のイベント活動の様子を客席でご覧頂いたお客様からは「本当に一年間色々なところで活動されているんですね〜」という声もあがっていました!
さて、後半からはライブ感のあるステージへ!!

後半ステージは、邦楽曲を中心に大正琴本来のアコースティックな生の音色をお楽しみ頂きました。まずは選抜のメンバーによる本手、替手の掛け合いで邦楽曲端唄より春雨をお届けしました。総勢35名が一斉に奏でる音色の迫力と一音一音気の抜けない緊張感の中、一糸乱れぬ演奏に会場から大きな拍手が湧きました。
続いては、8月に行われた「全国子供大正琴コンクール」に三年連続出場した”澄音キッズ”の登場です!年々ハイレベルな腕を競い合うコンクールですが、今回は”娘道成寺”という邦楽曲の長唄から歌舞伎踊りの代表曲を九弦大正琴で披露しました。
大蛇の化身となった娘が激しく舞い踊る姿を時に強弱をつけながらダイナミックに、また表現力豊かに大正琴で魅せた三人組。演奏後は一際大きな拍手を頂きました。
大きな成長ぶりに、会場の皆さんも「大正琴の未来は明るいね!」と温かい応援のメッセージも頂きました。
コンサートもいよいよ終盤・・・

澄音会理事による、昨年以来のヒット曲でリクエストが多かった”愛のままで”を二胡奏者の熊澤幸一さんも加わって大正琴と二胡のコラボレーション演奏を披露。アダルトなムードの曲を熟女の皆さんが更に盛り上げます。
そして今年の特別演奏は会主を中心に津軽三味線でお馴染みの津軽民謡”津軽じょんがら節”を九弦大正琴で披露しました。
津軽の風土と人間味溢れる明るさを力強く、また激しい拍子にきざまれたリズムは早弾き奏法で、まるでジャズのアドリブのような掛け合いによる緊張感溢れる特別演奏。磨きのかかった演奏に会場が沸き一際大きな拍手が送られました。
そしてフィナーレは、来年の名古屋開府年400年祭に向けて、ご当地ソングの定番曲をお届けしました。
澄音会コンサートでは、すっかり十八番(おはこ)ともいえるお馴染みの”尾張宗春音頭”は尾張名古屋は芸所といわれる縁の人物・徳川宗春を唄った歌。大正琴、二胡、和太鼓に唄も加わった賑やかなステージ!
会場の皆様も一緒に唄を憶えて頂き、「尾張宗春ひらいた夢の〜」「おどりゃせ〜おどりゃせ〜」の掛け声が場内に響き、会場のみなさんも一緒に手拍子と唄でステージが一体となってコンサートを盛り上げていただきました!
終演後にはご来場頂きました皆様を出演者一同でお見送りしました。
「今年もバラエティ豊かな舞台で楽しかったです」とお声を掛けてくださった方もいらっしゃって、更に大正琴を楽しみながら会員一同またお稽古に励んでいきたいと思います。

ご来場頂きました大勢の皆様ありがとうございます。次回また、お逢いできますことを楽しみにしております。出演者の皆さん、ご協力頂きましたスタッフの皆さん大変お疲れさまでした!
【ご来場頂きました皆様からご感想を頂きました】

懐かしい歌、澄んだ音色良かったと思います。もう少し長くてもよかったのでは・・と思うほど、アッという間に時間の流れがはやく感じました!

今年も楽しく美しい音色で、ますます皆様も上達されて嬉しい限りです。今後益々発展されることを心より応援致しております。頑張ってください!ありがとうございました。

年々スケールが大きくなって楽しみにしています。

大変よく練習され聴き応えがありました。若い人たちの成長も楽しみです。これからも頑張って下さい。

同年齢の方々が頑張ってみえる姿に励まされました。何日も前から楽しみにこの日を待ってました。

皆わかる曲で楽しませてもらいました。出演者の方も楽しんで弾いてみえるので楽しい時間をありがとう。子供たちの育っていくのが楽しみですね。

日頃の忙しさも忘れて聴かせて頂きました。とてもいい時間を過ごさせて頂いてありがとうございます。

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