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2009年3月7日(土) 西区ものづくり文化の館演奏会♪ ナディアパーク
2009年3月7日(土)毎年春に開催される「新・ものづくり文化の館」イベント。今年は名古屋の中心より南に位置する若者達で賑わうナディアパークが会場となりました!
流行に敏感な人達が集まる街の中心で、”見て、触れて、体験する”をテーマに、様々な分野の伝統文化に触れることのできる一日となりました。澄音会は特設ステージにて大正琴アコースティックライブや一般の方々にもステージで演奏体験ができる楽しいワークショップなどを開催しました!
ガラス張りの吹き抜けの会場は、暖かな春の陽差しに照らされ春らしくのんびりとした癒しの空気が流れるなか午後1時より大正琴アコースティックライブ第1ステージがスタート!
間もなく誕生から100年を迎える大正琴の歴史を振り返りながら、様々なジャンルの名曲をお届けしました。
まずは日本の名曲100選にも選ばれている”荒城の月”流れるようなトレモロの音色に誘われ、足を止めて聴き入る人も!
そして大正琴の哀調ある音色にピッタリの古賀メロデイなど馴染み深い曲もセレクト。
ガラリと雰囲気を変えて日本の伝統的なナンバーより邦楽曲の中から端唄”春雨”をアコースティックな生の音色にのせて本手と替手の掛け合いでお聴き頂いた第1ステージ。
終了後、大正琴で聞く古典曲も良いですね♪とお声を掛けて頂いた方もいらっしゃいました。
続いて午後3時より第2ステージがスタート!
アコースティックな生の音色にのせて大正琴100年の歴史を辿るステージでは、明治から大正の流行歌をメドレーでお届けしました!何処かレトロな雰囲気が漂う懐かしい響き、耳に残る美しいメロディラインは、老いも若きも惹きつけられているようでした。
そしてステージ最後にお届けした”元禄花見踊り”は春の歌舞伎舞台で披露される邦楽曲!
大正琴で聴くのは始めという方も伝統ある音色を堪能していただいたようでした。
さて”見て、触れて、体験する”をテーマに「ものづくり文化の館」で楽しんで頂いた皆さんには、アコーステックライブの後で、ご来場者の方から5名づつステージに上がって頂き触れて・体験する、大正琴ワークショックコーナーにも多数ご参加頂きました。
参加されたお孫さん連れのお祖父さん、小学生のお子さんとお父さんお母さんなど、お一人ずつ課題曲を憶えて頂き、最後はみんなで伴奏に合わせて演奏披露に挑戦して頂いたのですが、どなたもちょっぴり緊張しながらも楽しそうに取り組んで頂きました。とりわけ、お子さんそっちのけで夢中になるお母さんの真剣な姿が印象的でした(笑)
会場では職人さんの手ほどきを受けながら、名古屋友禅の弾き初めが体験させてもらえたり、革工房で携帯ストラップが製作できたりと、様々な”ものづくり体験”が出来る楽しいイベントでした。
このイベントを通して、名古屋の伝統文化を多くの方々に知って頂けると嬉しいです。出演者・ご協力スタッフの皆さんもありがとうございました。

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