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2010/1/6 西区役所新庁舎記念式典 新春演奏会 
2010年明けましておめでとうございます。

今年は新年早々からお祝い事始め!
名古屋市西区役所新庁舎完成記念式典のイベントにご招待頂き大正琴をご披露させていただきました。そして今年はいよいよ名古屋開府400年を迎える節目の年。とても縁起の良い2010年のスタートとなりました。

約40年ぶりに建て替えられ移転することになった西区役所新庁舎のオープニングは眩しいほどの陽が差し込む晴天にも恵まれました。
午前中に行われた記念式典には名古屋市長をはじめ市議会議員の皆様や区政委員の方々など多くの来賓の皆様が招待されていました。

1Fエントランスに設けられた区民フォーラムスペースには、名古屋ものづくり文化を代表する大正琴をはじめ、名古屋扇子・名古屋友禅・名古屋凧なども展示され、名古屋開府400年祭マスコットキャラクター”はち丸くん”もお祝いに駆けつけてくれました。
まずは新春演奏にふさわしく高らかに和太鼓の響きから始まり、出演者一同からお祝いのご挨拶をさせて頂きました。

そして1曲目にお届けしましたのはご当地名古屋に由縁のある一曲「尾張宗春音頭」をお聴き頂きました。今から300年程前、尾張藩主徳川宗春は芸事に力を注ぎ尾張名古屋が発展したことから、”名古屋は芸所”といわれるようになったといわれる縁のある曲を大正琴と和太鼓と唄のコラボレーションでお聴き頂きました。

続いてもご当地ソング。今年がいよいよ名古屋開府400年を迎えるにあたり作られましたイメージソング「夢つなごう♪なごらっちょ」を大正琴バージョンで演奏披露しますと、マスコットキャラクターの”はち丸”くんが手拍子を交えてステージの横から楽しそうに応援をしてくれました。この演奏は河村市長さんも喜んで頂けたようです。
ご当地ソングをご紹介させて頂いたところで、続いては新春にふさわしい曲を一曲・・・澄音会らしい大正琴のアコースティックな和の音色を邦楽曲「春雨」を本手と替手の掛け合いによるでご披露致しました。
「やはり琴の音色は春らしくていいですね」とご来場者様からもお声を掛けて頂きました。
今回は金屏風に赤毛氈が敷かれた新春を祝う舞台を衣装も着物と袴姿で華やかに彩りました。

また名古屋は今年COP10(生物多様性条約会議)も開催され環境問題について話し合われる会議が開かれる予定ということもあり、澄音会では自然や生物と人間愛をテーマに作られた「もののけ姫」をご披露しました。壮大なスケール感のある曲を表現したトレモロの音色が会場中に響きわたりご来場の皆さんから多くの拍手を頂きました。

そして最後は、昨年西区制100周年に作られたイメージソング「西区よいとこ音頭」を大正琴と唄にのせて賑やかにご披露しました。昨年は盆踊りやお祭りシーズンに西区のあちらこちらで聞かれた馴染み深い唄でしたので、曲に合わせて踊りを踊られるご婦人方もいらっしゃって、ステージに華を添えてくださいました。
新庁舎完成を祝う記念オープニングイベントにお招き頂き、新春よりお祝い演奏をご披露させて頂きありがとうございました。とても幸先の良い弾き初めとなりました。
今年は名古屋開府400年祭に向けて、名古屋生まれの澄んだ大正琴の生の音色を大勢の皆様にお届けしながら大正琴を楽しんでいきたいと思っております。

2010年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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