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毎年夏休み恒例となりました「ノリタケの森SUMINE大正琴ライブ」ですが
今年はいつもより一ヶ月程早く「海の日」の前日7月17日(日)に開催されました。
例年よりも早い梅雨明けをむかえ、連日暑い日が続いていますが、
「ノリタケの森」は都会のオアシスといわれる程、緑豊かな庭園、噴水や小川のせせらぎがあり、憩いの森で癒しを求める人々で賑わっていました!

さて、そんなノリタケの森では週末になるとジャズやクラシックなど様々なジャンルの音楽ライブが行われています。SUMINEは地元名古屋発祥である大正琴の生の音色をより身近に親しんで頂けるようにとライブを開催して今年でナント9年目を迎えました!
ノリタケの森ライブシーンも始まってちょうど10周年の節目を迎えられ、ライブ会場のステージ&座席も豪華に一新。ノリタケスタッフさんから格段に生の音色が響くようになっていますから・・とご紹介され、私たちメンバー一同も演奏披露させて頂けることをとても楽しみにしていました。
また、欠かさずお越し頂くSUMINEファンの方もいらっしゃって、特に澄音キッズの成長を応援して下さっている方も多いようで嬉しい限りです(^^)

今年もSUMINEらしい、さわやかな生の音色をお届けしました。
さて、今回のSUMINEライブでは”東北復興を応援しよう!”というメッセージを込めて、東北地方に縁のある曲やリクエスト曲などを中心にセレクトしてお届けしました。
3月に東北地方で起きた大震災。被災地では多くの方々が大変困難な日々を送られています。音楽を通じて少しでも応援させて頂きたく復興の願いが届くようにと思いを込めて演奏させて頂きました。

2部構成で行うノリタケの森ライブ。まずは午後1時30分から1ステージ。満員御礼のお客様をお迎えして浴衣姿&アロハ姿で華やかにスタート!

オープニングはお子さんからご年輩の方まで、どなたもご存じの”ドレミの唄”を元気にお届けしました。続いてはリクエスト頂いた曲の中からテンポの良い明るい”虹色のバイヨン”と人生は一度きりだから、きれいな花を咲かせたい。と唄った人生の応援歌”人生一度”をお届けしました。会場内のどこからともなく聞こえてくる歌声に私たちも元気を頂けました。
続いては、来月行われる全国子ども大正琴コンクールに出場する澄音キッズ三人組の登場です!コンクール出場前に初お披露目するため、かなり緊張していた3人娘でしたが前哨戦さながら・・会場の皆さんに後押しされるように気合いを入れて、歌舞伎舞踊の演目で長唄”元禄花見踊り”を披露しました。三人息を合わせて弾くことは難しいですが「コンクール頑張って!!」と皆さんからたくさんの声援を受け、更に気合いが入ったようです!

1ステージの最後は最もリクエストを頂くことが多い一曲。大正琴のトレモロの音色が美しく響く”また君に恋してる”をお届けしました。
皆さんじっくりと聞き入って下さり、場内には温かでアットホームな雰囲気が漂っていました。
さて、休憩をはさみ、午後3時から2ステージ・・・次のステージも引き続き東北への思いを込めた演奏をお届けしました。なんと前回ステージよりも大勢の皆さんにお集まり頂き、中には1ステージをご覧頂いて、「プログラムの選曲がいいんでね!思わず聴きたくなってまた来たよ」とおっしゃって2ステージもお越し頂いた方がいらっしゃいました。

まず1曲目には被災地に訪れた数々のアーティストの皆さんもこの曲で皆さんを元気付けているという”上を向いて歩こう”を披露しました。そしてこの唄に心癒されるという名曲”ふるさと”を思いを込めて演奏していると、ジーンと胸が熱くなったと・・涙ぐんでいらっしゃる方もありました。

続いてステージ上では全国子ども大正琴コンクール・ソロ部門で出場する桃ちゃんの登場です!
ご披露したのは江戸の伝統芸”かっぽれ”という古くは奉納演奏された踊りが源になっている、五穀豊穣、家内安全、無病息災を願う曲です。軽快なテンポにのせて若々しく爽やかに熱演!
演奏後には会場から大きな拍手が湧き「それぞれ最優秀賞目指して頑張ってね!」と澄音キッズ達を見守って応援してくださる頼もしい応援団の皆さん・・結果は乞うご期待ください!

いよいよステージも終盤。
今度は会場の皆さんも一緒に盛り上げて頂こうと、リクエスト曲の中から”世界にひとつだけの花”をセレクト。
曲の中のワンフレーズを手話で一緒にご参加頂くことにしました。会場では小さいお子さんからご年輩の方々まで全員が楽しそうに手話を覚えてくださいました。
早速、皆さんは大きくて手を挙げて手話と大正琴によるコラボレーション!会場が大きな輪でひとつに繋がりました。

ラストは東北復興をみんなで願い、一日も早い春の訪れを祈って”北国の春”をお届けしました。
会場からは待ってました〜とばかりに声が上がり「あの故郷へ帰ろうかな〜帰ろうかな〜」と大合唱のステージ!!今までにない一体感と感動が生まれた瞬間でした。皆様ありがとうございます。

ライブ終了後は何とアンコールまで頂いてしまい、思いも寄らぬ嬉しいことでした!そこでアンコールはSUMINEを代表して、昨年全国子供大正琴コンクール・ソロ部門で優秀賞を受賞した澄音キッズの暁くんが受賞曲でもある東北民謡”津軽じょんがら節”を「東北のねばり強さを表現したこの曲を、応援の気持ちを込めて弾きます」とアンコールの声援に応えました。心に染みる音色で場内を包み込み、割れんばかりの大きな拍手を頂きました。

最後はメンバー一同揃って皆様にお礼のご挨拶で締めくくらせて頂きました。
今回のノリタケの森ライブは東北の皆様の復興を願い名古屋から少しでも応援の気持ちが届きますようにと祈りを込めてお届けさせて頂きました。
会場の皆さんともその想いがひとつとなって心和むコンサートとなりました。

SUMINEの奏でる澄んだ生の音色には心癒されると皆さんおっしゃって下さいます。私達も大正琴の音色で少しでも想いを伝えられましたら幸いです。また皆様にお会いできる日を楽しみにしています。

ご来場頂きました沢山の皆様ありがとうございました。
出演者の皆さん、ご協力頂きましたスタッフの皆さん、お疲れ様でした!
【中日新聞発行 なごや西ホームニュースに掲載して頂きました】

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