ホーム レポート プロフィール 各教室案内 おけいこ風景 すみねブログ お問い合わせ
2012年10月26日(金) 「全国筋ジストロフィー協会懇親会にて大正琴演奏」
平成24年10月26日(金)ホテル名古屋ガーデンパレスにて開催されました「全国筋ジストロフィー協会の懇親会」にお招き頂きまして大正琴演奏をご披露させて頂きました。

大正琴アトラクション演奏は半年程前からご依頼頂いており、全国から名古屋にお越しになる筋ジストロフィー協会会員の患者様やご家族様の方々に、ご当地名古屋生まれの大正琴の音色でひととき元気に楽しんで頂けるようにとプログラムも構成。澄音会メンバーも張り切ってまいりました。

当日は準備のため1時間前に会場入り。名古屋の中心地にあるホテルロビーはハロウィンを間近に控え賑やかなカボチャのデコレーションでお出迎え。
さて午後六時半から盛大に開催された懇親会。澄音会の大正琴演奏は懇親会の序盤に登場となります。
会場には200名以上の皆様がお集まりになり、楽しくお食事も始まっていました。

さあ〜いよいよ大正琴アトラクション演奏の始まりです!
賑やかな懇親会にふさわしく、衣装も新調した鮮やかな揃いの法被姿で出演者10名が登場。大きな拍手でお迎え頂きました。まずは1曲目。元気よく美空ひばりさんのナンバーで”お祭りマンボ”からスタート!懐かしのナンバーに楽しそうにリズムをとる方もいらっしゃいます。
続いては、大正琴のトレモロ奏法を活かした音色で哀愁漂う”昴”そして幻想的な雰囲気の”もののけ姫”をお届けしました。大正琴の生演奏を間近でお聴きになるのは初めてという方も多かったようですが「大正琴っていい音色ね〜」というお声もあちらこちらから聞こえてきました。
アトラクション演奏も中盤を迎えた頃、今回は会場の皆様もご一緒に参加して頂けるよう「大正琴クイズ」を準備してきました。今年は大正琴が誕生してからちょうど100年を迎える年ということもあり、全国からご参加いただいている皆様にも大正琴豆知識を付けていただくことにしました。

大正琴クイズでは・・Q「大正琴はいつ誕生した楽器ですか?年号でお答え下さい!」という問題にたいして、元気な声であちらこちらから「はい!」と手が上がります。A:「それは大正元年です」と大正解!
大正元年に誕生したので”大正琴”とその名がついたことや100年を記念して今年から9月9日が「大正琴の日」となったことをお伝えすると、会場から「なるほどね〜」の声もあがります。

大正琴クイズは3問程出題させていただき、正解者の方には澄音会メンバーよりオリジナル日本手ぬぐいがプレゼントされました!とても嬉しそうにお受け取りいただく皆さんを、周囲の方も楽しそうに拍手で「おめでと〜」とむかえられ、会場中が和気あいあいとした雰囲気で大正琴クイズは大いに盛り上がっていました。

続いては、澄音会の若手メンバーのひとりが今年5月に東北震災から1年経過した被災地の方からご依頼をいただき、地元の皆さんを少しでも大正琴の音色で励まし応援したいという願いを込めて演奏をしてきた曲”春よ、来い”を、今回ソロでご披露させて頂きました。会場内にやさしく響く音色に「ジーンとくるね。涙出てくる」と一際大きな拍手と声援を送っていただきました。
さて、いよいよ大正琴演奏も終盤。会場の雰囲気がアットホームに盛り上がってきたところで、最後は全員ひとつになってお楽しみに頂ける一曲”世界にひとつだけの花”をお届けしました。歌詞の途中部分には簡単な手話を付けて皆様にも一緒にご参加頂こうとお教えすると楽しそうに手話にも挑戦下さいました。
大正琴&唄&手話のコラボレーションで会場中の皆様が一体となって、最後は大正琴の奏でる音色で盛大な一幕を飾らせて頂きました。
その後も懇親会では、第2部の会員の皆さんによるアトラクション演目のフラダンスなどもご披露され、引き続き大変楽しく盛り上がられたようでした。

全国から遠く名古屋へお集まりになられた会員の皆様には、ぜひこれからもお元気に頑張っていただきたいと願っております。ひとときでも私たちの奏でる大正琴の音色で心を癒して頂けておりましたら幸いです。

お招き頂きまして誠にありがとうございました。出演者の皆さんもお疲れさまでした。

copyright©1999-2012 Suminekai All rights reserved 大正琴教室 澄音会(すみねかい)
〒451-0041 名古屋市西区幅下1-5-12
TEL(052)533-2355 FAX(052)533-2356
E-MAIL:suminekai@nardan.co.jp